5 御嶽山−2

中津川インターチェンジで仮眠して夜明けに木曽福島へ向かった。
福島駅を過ぎて左折すると開田高原に向かう、高原の朝、立ちこめる霧の中、白樺の木が白く浮かび荘厳な雰囲気であった。
新地蔵トンネルを抜けると霧もなく目の前に標高3067b、富士山に並び、古来霊峰として知られる御嶽山の厳かで雄大なパノラマの世界が開けていた。訪ねてきて良かった。車を止めて伏し拝んだ。
数年前、車で御嶽山を登り山頂に向かったが下界との気温と天候の変化、山の厳しさに驚き無事で帰れるか不安で必死な記憶しかなかったが、いま、目の前に立つと、圧倒してくる量感に言葉を失った。
印象の消えない内に2点描いた。厳かさや量感を「御嶽−1」で優しさや神秘性を「御嶽−2」で表現した。

油彩:30号