2007年4月1日〜4月30日  『富田林市・じないまち交流館』にて開催

東 紘司

加藤 節子

加藤 幸紀

筑前 弘美

中村 秀子

平木 正美

福田 志津子

松岡 河西男

丸井 和子

柳本 節子

山田 昭儀

kojiのアトリエにもどる

講師ご挨拶

今回『第9回ルーブル会 作品発表会・作品集』を高覧頂きありがとうございます。                           

沖縄を旅したとき
名護市の郊外で目にした造り酒屋、青空に赤い屋根、そう言えば少しお酒の香りがする雰囲気の作品に仕上がった。

作品をホームページ・『Kojiのアトリエ』に載せて沖縄の知人へ紹介される。

これも絵を描く楽しみ方だと思う。
作品は今回の会場にも展示された。

お喋りしながら互いの作品を批評しあって話に花が咲いて時間を忘れるようなごく家庭的な雰囲気の中で絵を描いておられる『ルーブル会』の皆さん。

戦国の頃、商家として栄えた歴史の街
富田林市・寺内町で水彩作品を
紹介できた事は大きな喜びでした。

開催にあたり多くの方々にご理解を頂きましたことを心からお礼申し上げます。

ルーブル会:河内長野市立千代田公民館
毎週水曜日午後
6時から9時の賑やかな教室

講師 東 紘司   
題名: 元気な野菜たち

赤く丸々太ったイキイキ元気なお芋さん、
ホクホク、ホカホカ美味しそう・・・

赤い頬紅チョット差しデント構えた南瓜の兄貴とスリーショット

床面を薄くグリーンを置いているからハッキリしてて恥ずかしい

背景にイキイキ大きなタッチの筆使い・・・

俺達、畑の元気者

題名: 秋の日に

お洒落な管理塔が建っている。

異国の雰囲気が漂う管理塔からはノスタルジックな哀愁を感じる。

作品は画仙紙にフエルトペンで描いた。
優しくソッと色を置いた見た画仙紙の予期しない
色彩の広がりには戸惑ったが

限りなくソフトに仕上がったことが嬉しい。

加藤 節子
題名: 旧家

天明の頃は河内一の酒造高を誇った
「佐渡家(仲村家)」を描いている。

苔むした屋根瓦がこの民家の歴史を語り、
今はめったに眼にする事も無い杉皮葺の塀が柔らかい日差しを受けて透明に光っている・・・・

画面に穏やかな雰囲気を感じる自然な作品だ。

題名: マチョピチュ

暗い石積みの先には明るい空間が広がっている。

明と暗、対照的な組み合わせだ。

石積みの色彩の変化が素晴らしい表情が良く出ている

これから
も暗部の表現を大切にしてほしい。
加藤 幸紀 
題名: 葛城古道

『おいしい山芋の看板』が掛かっている生活感の漂う作品だ、

暗い通路には農機具が置かれ、
その先に明るい光が射している。

田舎道を歩くとこのような風景を良く見かけるけれどつい通り
過ごしてしまう・・・
作者は敏感に感じてモチーフに選んだ。

旅をして新しい発見が有った時には感動で胸が一杯になる、
これからもこの感性を大切にしてほしい。
題名: 平福の家並

土蔵の家並み、水面への映り込みが印象的だ。

遠景を空に馴染ませているから空気を感じる。

奥行きの有る作品だ。
前後感・・・心掛けなければならない描画のポイントだ。
筑前 弘美
題名: 泡盛の里

「戦火を逃れて今は名護市の文化財に指定されている
泡盛の酒造所を旅の記念に心を込めて描いてみました」

赤い丸瓦のレンガ屋根が印象的に仕上がった。
この作品から色んな会話が弾んだと思う、
絵を描いていてよかったと思えた時も有る、
描けないときも有るけれども根気良く継続しましょう。

今回の感動を大切にしてください。
題名: アレンジフラワー

両手を広げて「さあ・・・私のドレスを見てください」と、
言っているようだ。

作品からお客様に何を語りかけるか?
「幸せだな・・イキキしているな・・」
色んなことを感じ取っていただける作品だと思う。

次回はもう少し大きく描いてみよう。
中村 秀子
題名: 書斎の春

書斎に春がやってきた、
綺麗に飾られた花たちが活き活きと春を告げている。

この部屋の主人公は女性だろうか?
フト、そんな事が脳裏をかすめた。

豊かな色彩に溢れた空間だ。
次回は薄く色を置きたいと、言われる。

色んなことを試してみよう、絵は新たな発見が有るから楽しい。
題名: 街道

杉木立の奥・・・

肩寄せ合ってお喋りしながら散歩しているお二人、

ご夫婦だろうか?楽しそうだ。
街道に一組の人物を描きこむ事で画面が温かく締まってきた、

良い発想だ。
平木 正美
  題名: カプリの港

幾艘ものボートが浮かんでいる、
背景のテントは港のショッピングコーナーだろう、

テンポの良い音色が流れてくる。
オレンジや赤紫の建物は賑やかな港町を演出している、背景の暗い緑、対比感が有り効果的。

良い色が出ている。
題名: ベネチア

白い光を感じるお洒落な作品だ、
描き込み過ぎず軽快に色を置いている。

全体に淡い色調だけれども薄塗りでも表現できる
良い例だと思う。
福田 志津子
題名: 秋桜の里


大切に描いた”コスモス”
マスケットインクを上手く使って表現できている。

描きたいと思う主題がはっきりして分かりやすい。
来客のご夫人が「綺麗・・・」と、
声を上げておられた。

作者の思いがはっきりと伝わる作品だ。
題名: ゆり


画面に大きく描かれた”ゆり”
バックのブルーの配色効果で”ゆり”が白く際立っている。

全体の配置も三角形の安定した構図だから
落着いて鑑賞する事が出来る。

ピンクや黄色い花が彩りを添えている綺麗な作品だ。
何よりも大きく描かれてのびのび表現されているのが良い。
松岡 河西男
題名: 長谷寺

色んなお札を貼り付けたお寺の渡り廊下、
何処までも続いているようだ・・・

鑑賞者と共に語り合える独特の雰囲気が有る作品だ。

作者の強い個性を感じる。元気に描き続けて欲しい。
題名: 硫黄山

飛行機から見た、阿蘇の火口を描く方は
めったに居られないだろう、

火口の噴煙がいつ?溶岩の赤い色に染まるのかと
ハラハラする。

絵を描き始めて三作目だろうか?此れからも、
ユニークな視点を大切に描いて欲しい
丸井 和子
題名: 漁師町

かきの殻がくっ付いた壷、や網、漁港の潮の香りが漂ってくる。

水彩色鉛筆も結構色んな表現が出来る、

色んな画材を使って表現すると面白い。
題名: 根っ子

「作品展に出品しよう・・・」

突貫工事で仕上た作品だと言う、
展示直前に仕上がる作品は多い、でもそんな時の方が良い作品に仕上がる。

時間がない!
必死な気持ちが良い結果を生むのだろう、

新芽の芽吹きが画題に合っている、頑張ったね。
柳本 節子
題名: とんがり屋根の街

どこの国のなんと言う町だろうか!
遺跡から見える、とんがり屋根の街、

景色を眼にしたときの作者の感動が伝わってくる。
空間の広がりを感じる作品だ、

これからも広がりを大切にしてほしい。
題名: 夕景のベニス

赤紫の空気に包まれたベニス運河、異国の情感が漂う。

櫓をこぐ青年が静寂な夕景に動きを与えている。
最後の仕上げに苦労したけれどGoodな作品に仕上がった。

ながく根気良く絵を楽しんで欲しい。
山田 昭儀
題名: 天地の恵み

まん丸だ!「少し丸すぎたかな!」と、言われたが、
そんな事はない、
ずんぐりむっくりの
小芋と中に収まった透明感のある葱が
バランス良くまとまっている。
作者が手塩にかけた野菜たちへの思い入れが
上手く表現できている、

なかでも丸大根は今回の主役だ、

作者の人柄のように丸く優しい大根だ。
題名: チェスキークルムロフ(チェコ)

建物の間から見通した町並み、
明と暗の対比構成、

暗い部分には光の差込が見える、良く観察されている。

何よりも暗部は左右対称ではなく変化が有り面白い。

中央の塔へ続く視線の動きを感じるリズムの有る作品だ。